芸能人の子供の高校受験においては、ネット特有のセンセーショナルなデマや尾ひれのついた情報が拡散されがちです。青空くんの受験に際しても、いくつかの根拠薄弱な噂が独り歩きしました。その代表例が「二次募集での合格説」と「板橋高校説」です。
まず二次募集説ですが、これは辻希美さんがテレビ生放送で「3月下旬が合格発表だった」と口にしたことから、ネット掲示板のユーザーが「3月下旬の合格発表といえば都立高校の二次募集日程ではないか」と短絡的に結びつけたことに起因します。しかし、私立高校の後期日程や特別推薦、あるいは補欠合格の繰り上がり連絡も3月下旬まで行われるケースは珍しくありません。何より、夫妻が動画内で明かした「志望校に向けて何ヶ月も必死に対策を練り、実力で合格を勝ち取った」という生々しい体験談とは明らかに矛盾しています。
次に、Yahoo!知恵袋などで散見された「都立板橋高校(偏差値45前後)に進学したのではないか」という噂です。辻希美さんの自宅エリアが板橋区周辺であるという地理的連想のみで名前が挙げられたに過ぎず、両親が「すごくレベルの高い高校に合格して涙が止まらなかった」と語る客観的事実とは偏差値帯や難易度の文脈が大きく食い違っています。ネット上の断片的な情報だけで事実を判断することの危うさが浮き彫りになった典型例と言えます。