シロヤを語る上で絶対に外せないのが、不動のツートップである「サニーパン」と「オムレット」です。これら2つの商品は、地元で長く愛され続けるソウルフードの象徴となっています。
サニーパンは、ややハードなフランスパン生地の中に、これでもかというほどたっぷりの加糖練乳が注入された逸品です。一口かじると、パンの底や注入口から濃厚な練乳がじゅわっと溢れ出します。地元では「食べる時に練乳が垂れて手が汚れるのがお約束」と言われるほどで、ハード系生地の塩気と練乳のガツンとくる甘さのコントラストが唯一無二の味わいを生み出しています。
一方のオムレットは、手のひらサイズでふんわりと焼き上げられたスポンジ生地に、口どけの良い特製ホイップクリームを挟んだ素朴な洋菓子です。1個あたり数十円という駄菓子感覚の値段でありながら、クリームのミルキーさと軽やかな食感が際立ち、5個入りや10個入りのパックが飛ぶように売れていきます。甘すぎないため何個でも食べられると、手土産としても絶大な支持を得ています。