完成したリリースの送付手段として、現在は専用の配信プラットフォーム(ワイヤーサービス)を活用するのが業界標準となっています。各サービスの特徴とコスト構造を比較検討しましょう。
プレスリリース配信サービス 費用比較と選び方
主要プラットフォームの料金体系は、都度課金(スポット)と月額定額プランに大別されます。
- PR TIMES:業界最大手。月間PV数や提携メディア転載数で圧倒的なシェアを誇る。PR TIMES 料金は1配信あたり30,000円(税抜)の従量課金、または月額80,000円(税抜)の定額プラン(年間契約などプランにより変動あり)。スタートアップ向けの無償プログラムも展開。
- @Press(アットプレス):記事化率(取材獲得率)へのこだわりが強く、スタッフによる校正・メディアリスト選定が手厚い。料金は1配信あたり30,000円〜。
- ValuePress(バリュープレス):中小企業や個人事業主向けのプランが充実。無料トライアルや低価格帯(1配信数千円〜のエコノミープラン)を用意。
記者のスケジュールに合わせたプレスリリース 配信タイミング
配信日時を誤ると、他社の大量のメールに埋もれて開封すらされません。メディアの業務サイクルを逆算した配信計画が求められます。
- おすすめの曜日:火曜日・水曜日・木曜日。月曜日は週初めの編集会議で埋まり、金曜夕方は週末進行で翌週持ち越しになりやすいため避けるのが定石。
- おすすめの時間帯:午前10:00〜11:00。出社後のメールチェックが一段落し、当日のネタ選定を行うタイミングが最も開封率が高まる傾向にあります。
- 緊急発表・速報系:午後14:00〜15:00の夕刊・夕方ニュース締め切り前の時間帯が勝負となるケースもあります。
プレスリリースの送付先(メディアリスト)の最適化
ワイヤーサービスの一斉配信だけに頼るのは不十分です。本気で取材を狙う専門媒体や担当記者に対しては、自社で構築したメディアリスト宛てに個別メールや郵送(記者クラブへの投函)を併用するハイブリッド運用が成果を分けます。