伊浜の海は、西伊豆から南伊豆へと移り変わる外洋の荒波が直接打ち寄せる過酷な地形です。それだけに魚影の濃さは本州でもトップクラスであり、渡船の存在は遠征組にとって生命線そのものと言えます。その中心を担ってきた宝洋丸について、ネット上では「休船しているのではないか」「出船日が限られているのか」という検索需要が絶えません。
現在の出船状況を現場関係者および地元の動向から整理すると、宝洋丸は不定期運航や天候激変による厳格な出船見合わせを徹底しながら、磯釣りシーズンを中心に渡船業務を行っています。南伊豆の渡船宿全般に見られる傾向ですが、船長の健康状態や海上の安全基準厳格化により、毎日無条件で船を出す昭和・平成初期のようなスタイルから、「確実に出船できる凪(なぎ)の日を厳選して出航する体制」へとシフトしています。
特に冬場の季節風(強い西風)が吹き荒れる時期は、伊浜港からの出船自体が長期間ストップすることも珍しくありません。最新の出船可否を知るためには、ネットの伝聞や古いブログ情報に惑わされず、伊浜港の渡船船長へ直接電話を入れてリアルタイムの判断を仰ぐことが唯一にして絶対の手段です。