取材班が平日および休日の昼時に定点観測を実施したところ、多くの出張者や観光客が陥る典型的な失敗パターンが明らかになりました。それが「新幹線発車の45分前に店を探し始める」という行動です。
広島駅ランチ混雑回避と待ち時間の真相を解き明かすと、ekieのお好み焼きエリア(ekie 広島ご飯ストリート)は、午前11時30分の段階で主要4店舗にそれぞれ15〜25名の行列が発生します。お好み焼きは注文を受けてから生地とキャベツを蒸し焼きにする工程上、1枚の焼き上がりにどうしても12〜18分を要します。つまり、列の先頭から5番目に並んでいたとしても、着席から料理提供まで最低でも30分以上を消費する計算になります。
この時間的トラップを回避するための有効な戦略は3点あります。
1つ目は、入店時刻を11時00分の開店直後、あるいはピークを過ぎた13時45分以降にシフトすること。2つ目は、新幹線改札口周辺ではなく、広島駅新幹線口ランチの名物と理由に注目することです。新幹線口(北口)の1階や2階北側通路は、南口に比べて人の滞留が緩やかであり、広島名物の汁なし担々麺や老舗ラーメン、瀬戸内うどんといった「提供スピードが早く回転率の高い名物」が密集しています。急ぎの旅程なら、最初からこの北口ゾーンを狙うのが賢者の立ち回りです。
3つ目は「事前予約」の活用です。食べログのデータでも広島駅周辺でネット予約可能な店舗は86件存在します。特に個室を構える和食店やホテル内のレストランは前日までのオンライン予約枠が機能しており、並び時間ゼロで上質なランチにありつくことが可能です。