健康意識の高い層が集まる無印良品のお菓子コーナーでも、胃腸のコンディションに応じたシビアな選別が必要です。「素材を生かした」というフレーズが必ずしも「胃に優しい」を意味するわけではないからです。
SNSや知恵袋などのコミュニティでは、「胃カメラ検査の前後にお世話になった」「機能性ディスペプシアの発作期にデスクに常備している」というリアルな体験談が多数投稿されています。その中で圧倒的な支持を集めているのが、無印良品の「ミルクケーキ」や「お米のたまごボーロ」です。
ミルクケーキは乳由来のカルシウムと糖分を凝縮した素朴な板状菓子ですが、油脂を添加しておらず、口の中でゆっくり溶かして味わうことで、胃に急激な固形物ショックを与えずに満足感を得られます。また、国産米粉を使ったボーロは、小麦粉由来のグルテンに敏感になっている時期の胃腸でももたれにくいと実証されています。
一方で、失敗談として頻繁に挙げられるのが無印良品の代名詞でもある「不揃いバウム」シリーズです。1本で300〜400kcalを誇るボリュームは魅力的ですが、しっとり感を出すために植物油脂やマーガリンがふんだんに練り込まれており、脂質量は15〜20g以上に達します。調子の悪い胃にバウムクーヘンを投入すると、半日以上も重苦しい胃もたれに苛まれる原因となります。無印良品では「焼き菓子棚」ではなく「駄菓子・伝統菓子棚」へ足を向けるのが正しい立ち回りです。