Q1:高齢の受刑者や身体が不自由な人はどのように入浴しているのですか?
A1:近年深刻化する受刑者の高齢化に対応するため、多くの施設で「介助浴(介護入浴)」の設備や専門スタッフ・福祉資格を持つ刑務官の配置が進んでいます。機械浴槽の導入や、制限時間を長めに設定した個別入浴枠を設けるなど、安全に配慮した特別な処遇が行われています。
Q2:入浴中に受刑者同士の喧嘩やトラブルが起きた場合はどうなりますか?
A2:即座に刑務官が制止に入り、当事者はその場で取り押さえられて浴室から連行されます。入浴中の違反行為は厳重な調査の対象となり、一定期間の隔離(閉居罰)や作業報奨金の減額など、極めて重い懲罰が科されることになります。
Q3:入浴日以外の日は全く身体を洗えないのですか?
A3:原則として入浴日以外に全身を湯で洗うことはできません。ただし、居室内に洗面台が設置されている施設では、朝や就寝前の指定された時間内に濡れタオルで顔や体を拭く「清拭」が認められています。また、夏季には衛生維持のために臨時の洗面時間が追加されることがあります。