なぜ彼女のスタイルはこれほどまでに美しく均整が取れているのか。その最大の理由は、小学3年生から中学2年生までの約5年間、人生のすべてを捧げて打ち込んだ本格的なフィギュアスケート選手としてのキャリアにあります。
小芝風花はかつて、名指導者として知られる濱田美栄コーチらのもとで指導を受け、全日本フィギュアスケートノービス選手権での入賞や、2011年の第15回全日本フィギュアスケートノービス選手権アイスダンス部門で優勝(ペア)を果たすなど、将来を嘱望されたトップジュニア選手でした。当時のインタビューや特番で語られた「年間350日以上、早朝から深夜まで氷上で滑り込み、陸上トレーニングを重ねていた」という過酷な練習量は有名です。
身体運動学・バイオメカニクスの観点から分析すると、フィギュアスケートの練習は以下の3つの決定的な肉体的アドバンテージをもたらします。
- 大胸筋と広背筋の連動による「高いバスト位置」:回転やジャンプの着氷時に上半身を締める動作により、胸を支える大胸筋と背筋群が自然に強化され、年齢を重ねても下垂しない上向きのバストラインが形成されます。
- 腹横筋・腹斜筋の徹底的な強化による「自然なコルセット効果」:ジャンプの軸をブレさせないために鍛え抜かれたインナーマッスルが、肋骨まわりを引き締め、極限まで細いウエストラインを実現させます。
- 骨盤の前傾・後傾を防ぐ「完璧な骨格アライメント」:氷上でバランスを取り続けることで骨盤が常にニュートラルな位置に保たれ、O脚や猫背と無縁のまっすぐに伸びた美脚とヒップアップが維持されます。
つまり、彼女の美ボディは美容クリニックや急激なダイエットで人工的に作られたものではなく、幼少期からの極めて高度なアスリートトレーニングによって骨格と筋肉の土台が完成された「機能美」の結晶といえます。