「中古は結局トラブルが多いから新品を買ったほうが得」——こうした意見はSNSや掲示板でしばしば見られるが、2026年の市場実態を踏まえると、この主張は大幅に過剰評価されている。
実際のデータを整理しよう。新品のiPad 第10世代(Wi-Fi・64GB)は約68,800円(税込・2026年時点)で購入できる。一方、同モデルの中古品(状態B〜A相当)はソフマップ・ゲオ水準で30,000〜42,000円が相場だ。差額は約2万〜4万円。この差額でAppleCare+(約7,800円/年)に加入しても、なお大幅な節約になる計算だ。
一方で「新品のほうが確実にお得」なケースも存在する。具体的には、Apple PencilやMagic Keyboardとのセット購入を検討している場合、最新モデルのApple Pencil Pro(第3世代)は旧世代iPadとの互換性がないため、アクセサリー込みのトータルコストで逆転するケースがある。用途とアクセサリー計画を含めた「総合コスト比較」が、中古か新品かの正しい判断軸だ。
【よくある誤解】「整備済製品=修理品=怪しい」は完全な間違い
Appleリファービッシュ(整備済製品)について「修理品だから質が低い」と思い込んでいるユーザーが今も一定数存在する。だが実態は全く異なる。Appleの公式説明によれば、整備済製品は「新品同様のバッテリーと外装への交換」「全機能の検査・テスト」「新しい外箱への梱包」が施されており、保証内容・サポート対応は新品と同一だ。「整備済製品だから品質が劣る」という認識は、2026年においては完全に時代遅れの誤解といえる。
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