Q1:旅人算の公式をど忘れしたときは、どうやって解けばいいですか?
A1:公式を思い出す必要はありません。「1分間に2人の距離が何メートル近づくか(あるいは離れるか)」を考えてください。向かい合っていれば「速さの足し算」、同じ方向なら「速さの引き算」で1分間の変化量を求め、全体の距離をその変化量で割るだけで必ず答えにたどり着けます。
Q2:池の周りをまわる問題で、同じ方向だと「1周の差」になる理由がピンときません。
A2:陸上競技のトラックや競馬のレースをイメージしてください。同じ地点からスタートして、足の速い人が遅い人を「追い抜く」ということは、後ろから追いついて並ぶということです。つまり、速い人は遅い人よりも「ちょうどトラック丸々1周分余計に走った」状態になります。そのため、2人の進んだ距離の差が「池の1周の長さ」と等しくなります。
Q3:就活のSPI非言語で旅人算が出た場合、方程式で解くのと特殊算で解くのはどちらが有利ですか?
A3:SPIにおいては、ご自身が得意な方を選んで問題ありません。方程式(速さ×時間=道のり)で立式することに慣れている大人の場合、変数を置いて解く方がミスが少ないケースもあります。ただし、計算スピードの面では「速さの差で割る」旅人算の解き方の方が圧倒的に早く、制限時間の厳しいWebテストでは旅人算の解法が大きな武器になります。
Q4:子供が線分図をどうしても面倒くさがって書きません。どう対処すべきですか?
A4:暗算で解ける簡単な問題のうちは線分図のありがたみが分からないためです。無理強いするのではなく、「複雑な条件で解けなかった問題」の解説時に、線分図を描いた途端に答えが浮き彫りになる体験をさせてください。また、定規を使わせずフリーハンドで15秒以内に描く練習をさせ、図を描く心理的ハードルを下げることが効果的です。