Q1:北岳は登山初心者でも日帰りで登ることができますか?
A1:極めて危険であるため推奨されません。登山口の広河原から山頂までの往復コースタイムは約11〜13時間に及び、マイカー規制に伴うバスの運行ダイヤ(最終便の時刻)も厳格です。トレイルランニングの上級者を除き、一般登山者は北岳肩ノ小屋や白根御池小屋、北岳山荘などに1泊する余裕を持った行程を組むのが標準的かつ安全なルールです。
Q2:北岳のベストシーズンと固有種「キタダケソウ」が見られる時期はいつですか?
A2:夏山シーズンは例年6月下旬の林道バス開通とともに幕を開け、10月中旬まで続きます。世界中で北岳の山頂周辺にしか咲かない「キタダケソウ」を観察できるのは、6月中旬から7月上旬の極めて短い期間です。ただし、この時期は残雪が登山道に残るため、アイゼンやピッケル等の雪山装備と確かな歩行技術が求められます。一般的なトレッキングには高山植物が咲き乱れる7月中旬〜8月、または紅葉が美しい9月下旬〜10月上旬が最適です。
Q3:日本で3番目に高い山は間ノ岳ですか、それとも奥穂高岳ですか?
A3:現在は「両方とも第3位」が正解です。かつては北アルプスの奥穂高岳(3,190m)が単独3位、南アルプスの間ノ岳(3,189m)が4位でした。しかし2014年4月に国土地理院が標高改定を実施し、間ノ岳の標高が3,190mに引き上げられたため、現在は奥穂高岳と間ノ岳の2座が同率で日本第3位となっています。