和田アキ子さんが手術を受ける直接の引き金となったのは、加齢に伴い上まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)が緩み、瞳の上にまぶたが覆いかぶさる「眼瞼下垂(がんけんかすい)」の発症でした。
本人がラジオ番組『ゴッドアフタヌーン ラジ子のアッコのいいかげんに1000回』やテレビ特番などで明かした証言によると、発症当時の症状は極めて深刻でした。まぶたが下がることで視界の上半分が物理的に遮られる「視野狭窄」に陥り、前を見るために無意識におでこの筋肉(前頭筋)を過剰に緊張させ続けなければならなかったのです。その結果、日常的な激しい頭痛や首・肩の極度なコリ、慢性的な眼精疲労に苛まれていました。
眼科医から「このまま放置すればさらに視野が狭まり、日常生活や車の運転にも重大な支障をきたす」と強い医学的勧告を受けたことで、和田さんは2018年11月、機能回復を最優先とする眼瞼下垂手術の決断に至りました。