おもちゃ以外の領域で、現代の初誕生日に欠かせない2大巨頭となっているのが「一升餅(一生米)」と「ファーストシューズ」です。
伝統的な「一升餅」は、1歳の節目に約1.8kgの重さを背負わせて「一生食べ物に困らないように」「足腰が丈夫になるように」と祈願する神事です。かつては風呂敷に包んで背負わせていましたが、結び目が喉元に食い込んで危険なため、現在は「一升餅 名入れベビーリュック」の組み合わせがデファクトスタンダードとなりました。
この名入れリュックが支持される理由は、神事の終了後も「おむつやマグを入れて2歳過ぎまでのお出かけに日常使いできる」点にあります。記念日を彩る写真映えの良さと、日常の実用性がシームレスに結合していることが、祖父母から両親へ贈るギフトとしても選ばれ続ける要因です。
一方、歩き始めの足を支えるファーストシューズ 人気ブランド(アシックス「すくすく」、ニューバランス「996」、ミキハウスなど)を選ぶ際は、重大な注意点が存在します。
足の骨格がまだ未熟な軟骨状態にある1歳児の足は、扇形で甲が高く、土踏まずが形成されていません。ブランドの知名度やデザインだけで選ぶと、足幅(ワイズ)が合わずに歩行を妨げる恐れがあります。靴をプレゼントする際は、実店舗のシューフィッターに正確な足長・足幅を計測してもらった上で選ぶか、親に「サイズ計測後の購入チケット」として贈るのが最も誠実なアプローチです。