徳光家の凄みは、アナウンス界やバラエティ界だけに留まらない。前述の通り、映画監督だった父・寿雄氏の存在をはじめ、カルチャー全般に深い造詣を持つ血筋が特長だ。ミッツ・マングローブが所属するソニー・ミュージックアーティスツをはじめ、音楽業界やカルチャーシーンとのつながりも非常に深い。
昭和の歌謡曲に造詣が深い徳光和夫自身、音楽番組での名司会ぶりで知られるが、その感性は一族全員に共通する美意識と言えるかもしれない。映画、音楽、放送、舞台。それぞれが異なるフィールドでありながら、どこか共振し合っている。これが「徳光ファミリー」の底力なのだ。