目薬がピンク色の理由は?成分の正体と服の汚れの落とし方を徹底解説

目薬がピンク色の理由は?成分の正体と服の汚れの落とし方を徹底解説

目薬がピンク色の理由は?成分の正体と服の汚れの落とし方を徹底解説に関するポイントを詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

市販薬や医療用点眼薬で見かける澄んだ赤色や鮮やかなピンク色は、人工のタール色素や合成着色料によるものではありません。一般用医薬品の製造基準において、点眼剤への不要な着色料の使用は厳しく制限されており、その色調は高純度で配合された有効成分「ビタミンB12(一般名:シアノコバラミン)」そのものの色です。

ビタミンB12は水溶性ビタミンの一種であり、分子構造の中心にコバルト原子を抱え込んでいることから、原末の段階で極めて濃い深紅色の結晶を形成しています。これを点眼液として水に溶解させると、濃度に応じてピンク色から鮮やかな赤色を呈します。製薬各社の製品情報や日本眼科学会の学術資料によると、シアノコバラミンは毛様体筋(ピントを合わせる筋肉)の神経伝達をスムーズにし、衰えた調整機能を回復させる主役成分として長年重用されています。

遠くや近くを見る際、人間の目は水晶体を厚くしたり薄くしたりしてピントを合わせます。このピント調節を担うのが毛様体筋ですが、デジタル画面を長時間見つめ続けると筋肉が過度な緊張状態(いわゆる筋肉痛のようなコリ)に陥ります。シアノコバラミンはこの筋肉と神経の代謝を直接刺激してエネルギー産生を促し、霞み目やピントフリーズの解消をサポートします。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。