トップレースクイーンとして地位を確立し、数々の名門チームの看板を背負っていた中での引退発表。当時、ファンや関係者の間に走った衝撃は小さくありませんでした。体調不良やトラブルによるフェードアウトではなく、「やり切った達成感」と「次の表現へのステップアップ」が引退を決断した本質的な理由です。
当時の卒業イベントや手記において、彼女は「目標としていた日本レースクイーン大賞の大賞を受賞できたこと」「サーキットでファンとともに最高の情景を見られたこと」を振り返り、これ以上ない充実感の中でユニフォームを脱ぐ決意を固めたことを述べています。
多くのレースクイーンが年齢的な制約や事務所の都合に流されて活動を終える中、小越しほみの引き際は極めて戦略的かつ自律的でした。ファンへ感謝を伝える大規模な卒業の場を設け、惜しまれながらも自らピリオドを打った姿は、プロフェッショナルとしての誇りを感じさせるものでした。