竹刀の弦の結び方完全解説!緩み防止と試合直前の事故を防ぐ職人技

竹刀の弦の結び方完全解説!緩み防止と試合直前の事故を防ぐ職人技

竹刀の弦の結び方完全解説!緩み防止と試合直前の事故を防ぐ職人技の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

面を着ける直前、中結がくるくると回ってしまったり、先革がぐらついたりして青ざめた経験は誰にでもあるはずだ。緊張で指先が震える試合場袖でも、30秒でリカバリーできる固定の裏技がある。

先革の固定では、弦を通した後に革の輪の中で一度だけ「半結び」を噛ませてから本締めを行う。これだけで、前方への抜けに対する抵抗力が劇的に跳ね上がる。中結に関しては、全日本剣道連盟の規定である「全長の約4分の1」の位置をキープしつつ、革紐をクロスさせる段階で裏側に小さな結びコブを仕込む。摩擦力が増し、激しい鍔迫り合いや強烈な打突を受けても上下にスライドしない。慌てて固結びを重ねて団子状にするのは厳禁だ。審判員から安全基準違反と判断され、試合開始前に竹刀の交換を命じられる原因になる。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。