専門的な美容皮膚科学の視点から見ても、リフトアップの最大の鍵を握っているのは頬の中央から口角へと伸びる「大頬骨筋」である。この筋肉は、いわば顔の引き上げロープのような役割を果たしている。大頬骨筋がしなやかな弾力性を失うと、上に乗っている皮下脂肪と皮膚を支えきれなくなり、ダイレクトに下垂してしまう。
近年の研究では、大頬骨筋を正しく刺激することで筋肉のポンプ作用が活性化し、局所の微小循環が飛躍的に向上することが分かっている。これにより、真皮層のコラーゲン産生が促され、内側から押し返すようなハリが戻る。ただ揉むのではなく、狙った筋肉をピンポイントで動かすことが、効率的なほうれい線ケアの絶対条件だ。