ネット上のまとめ記事やSNS動画では「簡単でおしゃれ・面白い」と手軽さばかりが強調されがちですが、実際に運用してみるといくつかの手痛い落とし穴に直面します。
最大の誤解は、「アイコン画像を変更しても普段どおりの速度で使える」という認識です。iPhoneにおいてショートカット経由でアプリを起動する場合、OSのアップデート状況によっては画面上部に実行通知バナーが一瞬ポップアップし、通常起動と比べてコンマ数秒のタイムラグが生じます。また、アプリアイコン右上に表示される赤丸の「通知バッジ」が非表示になるという仕様上の制約も存在します。仕事のメッセージや緊急連絡を見落とすリスクがある点は、あらかじめ留意しなければなりません。
さらに見過ごされがちなのが、過度なカスタムによる「認知的疲労(認知負荷の増大)」です。人間の脳は、アイコンの色や形状を瞬時に認識して無意識に指を動かしています。すべてのアイコンを同じネタ画像やモノトーンに統一してしまうと、「目的のアプリを探すのに毎回3秒以上画面を凝視する」という本末転倒なストレスを抱え込むことになります。
面白いホーム画面を長続きさせる鉄則は、頻繁に利用する主要アプリ(ブラウザ、決済、通話など)はドック部分や専用フォルダに定位置を確保し、中央の目立つ数枠のみを「ネタ専用エリア」として割り切るバランス感覚です。