逆日歩とは?優待クロスで大損する仕組みと回避策を徹底解説に関する基本知識を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。
信用取引を利用して空売りを仕掛ける際、投資家は「制度信用取引」と「一般信用取引」のいずれかを選択する必要があります。逆日歩のリスクをコントロールする上で、この2つの制度的差異を把握することは最優先の必須知識です。
項目制度信用取引一般信用取引(短期・無期限)編集部の見解・評価逆日歩(品貸料)の発生有無発生する(青天井のリスク)絶対に発生しない(0円)優待クロス取引における最大のリスク分岐点貸株料率(売り手のコスト)年率 1.10%〜1.15% 程度と安価年率 2.0%〜3.9% 程度とやや高め一般信用は貸株料が割高だが保険料と割り切れる返済期限最長6ヶ月(取引所ルール)1日、14日、無期限など証券会社依存つなぎ売りでは14日〜短期型が主戦場売建在庫の確保難易度取引所銘柄なら基本的に売建可能数量限定・各社争奪戦で確保困難人気優待株ほど一般信用の在庫確保が至難
表から明らかな通り、制度信用取引は一見すると貸株料が年率1.1%前後と低廉で魅力的に映ります。しかし、裏を返せば日証金を利用した市場調達に依存しているため、株不足が生じれば際限のない逆日歩を背負う義務が生じます。対照的に、一般信用取引は各ネット証券(SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、松井証券など)が自力で調達した株を投資家に貸し出す相対取引であるため、制度上逆日歩が1円たりとも発生しません。この決定的な差異が、優待取りの勝敗を分けます。