強制再起動を試みても全く反応がない場合、バッテリーが極限まで消耗している可能性が高くなります。ここで多くのユーザーが「壊れた」と誤認してしまうのが、充電マークすら画面の左上に表示されない現象です。
過放電状態に陥ったスイッチは、バッテリーセルを保護するために極めて微弱な電流(トリクル充電)から充電を再開します。この段階では液晶パネルを点灯させる電力すら供給されないため、画面には充電アイコンが表示されず、真っ暗な状態が継続します。
このトラブルを打破するには、接続環境の厳格な見直しが必要です。トラブル解決の鉄則は以下の通りです。
Nintendo Switchドックを経由させず、任天堂純正のACアダプター[HAC-002(JPN)]を本体下部のUSB-C端子に直接挿入します。コンセント側もタコ足配線や延長タップを避け、壁のコンセントへ直接接続してください。接続後、ボタン類には一切触れず、最低30分から1時間そのまま放置します。十分な予備充電が完了すると、自動的にバッテリーアイコンが点灯し、通常起動の準備が整います。
また、ドック前面のLEDランプが緑色に激しく点滅している場合は、給電回路の短絡(ショート)や過電流異常を検知した保護機能が働いています。この場合はドックおよびACアダプターをコンセントから抜き、すべてのケーブルを外して10分以上放電させた後、接続をやり直すことでエラーがリセットされます。