耳たぶ以上に隠す難易度が高いのが、ヘリックスやトラガスなどの軟骨ピアス、そして開けた直後で絶対に外せないファーストピアスです。無理な圧迫は炎症や肉芽(にくげ)の形成につながるため、医学的な安全性を最優先したアプローチが求められます。
軟骨部分は皮膚が薄く軟骨組織が光を透過しにくいため、ピアスの影が濃く出やすい特徴があります。軟骨ピアスを隠す際は、ヘッド部分がフラット(平ら)なガラスリテーナーを装着した上で、医療用の極薄ウレタンフィルムを上から覆うように貼る方法が推奨されます。トラガスのようにイヤホン装着位置に近い部位は、髪で隠すか、小型の肌色シリコンディスクで段差を埋める工夫が効果的です。
ファーストピアスの場合、最初の1〜2ヶ月はシャフトの長さに余裕を持たせているため、前後に動いてテープが浮きやすくなります。シャフトが皮膚を圧迫しないよう、中央に小さな穴を開けたクッション付き保護パットを噛ませてからテープを貼ることで、ホールへの負担を抑えつつ周囲からの視界を遮断できます。