劇場の本拠地である弥栄会館(Yasaka Hall)は、昭和初期の近代建築の面影を残す歴史的建造物であり、祇園のランドマークとして愛されてきた。現在、この場所は文化観光・インバウンド興行産業(Cultural Tourism Industry)のフロントランナーとして劇的な進化を遂げている。
多言語による解説パネルやスマートフォン連動のオーディオガイドなど、異文化を持つ来訪者への配慮が行き届いている点も見逃せない。ただ古いものを保存するだけでなく、現代のツーリズムのニーズに合わせてスマートに提示する姿勢こそ、京都が世界最高峰の観光都市であり続ける理由だろう。