Q1:原材料表示で「無機リン」が含まれているかどうかを見分ける方法はありますか?
A1:日本の食品表示法では「無機リン」という直接の名称ではなく、用途名や一括名で記載されることが一般的です。「リン酸塩(Naなど)」「pH調整剤」「膨張剤」「かんすい」「乳化剤」「調味料(アミノ酸等)」と書かれている加工食品には、無機リンが含まれている可能性が極めて高いため、原材料欄の確認が有効です。
Q2:水分をたくさん摂れば、溜まったリンを尿から排出できますか?
A2:腎機能が正常であれば余剰なリンは尿中に排出されますが、腎機能が低下している場合は水分を多く摂っても排泄能力自体が落ちているため排出されません。むしろ水分過多によって心不全や浮腫(むくみ)を引き起こす危険があるため、自己判断での過剰な水分摂取は避け、医師の指示に従ってください。
Q3:納豆や豆腐などの大豆製品は毎日食べても大丈夫でしょうか?
A3:大豆製品に含まれるリンは植物性のフィチン酸結合型であるため、動物性タンパク質や添加物と比べて吸収率は低め(約20〜40%)です。ただし、大豆製品はカリウムも多く含むため、腎機能の進行度合いによっては食べる量の調整が必要です。1日1パック(納豆)や半丁(豆腐)程度を目安に、血液検査の数値を見ながら主治医や管理栄養士と相談してください。