住環境での実用にあたって見落とせないのが、設置場所に応じた耐水性の見極めです。
ラワン合板の耐水性と耐久性は、単板を貼り合わせる接着剤の種類(JAS接着性能規格)によって決まります。
・特類(フェノール樹脂系):屋外や高度の湿潤状態に耐える最高グレード
・1類(メラミン樹脂系):断続的に湿気を受ける場所(洗面所、キッチン周辺など)に適した耐水仕様
・2類(ユリア樹脂系):一般的な室内環境向け。常時水がかかる場所には不向き
一般的なホームセンターで流通している造作向けラワン合板は「2類」が多いため、水回りでの使用や屋外放置は避け、室内乾燥環境での使用を基本とするのが鉄則です。
この特性を理解した上で取り組むラワン合板DIY家具作りでは、オープンシェルフやテレビボード、デスクの天板などが定番の人気アイテムです。厚み15mm以上の板を使用し、小口(切断面)の積層模様をあえて見せる断面デザインを取り入れると、合板ならではのモダンで洗練されたクラフト感を演出できます。