役者としてのブレイクスルーを振り返る上で欠かせないのが、フジテレビが手がけた数々の名作ドラマだ。単独初主演を果たした青春ドラマ『水球ヤンキース』では、まっすぐで泥臭い主人公を熱演し、若手俳優としての才能を強く印象づけた。水球という過酷な競技に体当たりで挑んだ姿は、多くの視聴者の胸を打った。
さらに、大ヒット米ドラマのリメイク『SUITS/スーツ』では、大先輩である織田裕二とのバディ役という大役に抜擢。驚異的な記憶力を持つ天才青年弁護士という難役を堂々と演じきり、ベテラン俳優との緊迫した掛け合いでも引けを取らない存在感を示した。日本のテレビドラマ界において、彼が「若手」から「実力派」へとステップアップを果たした象徴的な作品と言えるだろう。