育児メディアや生活情報誌が実施したアンケート調査やSNSの投稿を検証すると、実際に出産祝いを受け取った保護者たちのリアルな本音が浮かび上がってきます。
「友人がプレゼントしてくれたミッフィーの祝儀袋は、中身を出した後にガーゼハンカチとして赤ちゃんのよだれ拭きに大活躍した」「シンプルで洗練された淡いブルーの祝儀袋が、赤ちゃんの誕生記念写真の小物として映えた」といった好意的な意見が目立つ一方で、書き方や形式を軽視したことによるトラブルや困惑の声も散見されます。
特に目立つのが、「かわいい袋だったけれど、中袋に金額も名前も住所も書かれておらず、後から内祝い(お返し)の手配をする際に誰からいくら頂いたのか照合できずパニックになった」という実務上のトラブルです。出産直後の家庭は、不慣れな育児と睡眠不足で極度の疲労状態にあります。どれほど外見がおしゃれであっても、事務処理を滞らせる不親切な書き方は、かえって相手に心理的ストレスを与える要因となってしまいます。