今でこそパードレスの顔となっているダルビッシュだが、ここに至る移籍の歴史は実にドラマチックだった。2012年にポスティングシステムを利用して渡米した際の移籍先は、テキサス・レンジャーズ。メジャー1年目から圧倒的な奪三振率を誇り、一躍トップ投手の仲間入りを果たした。
その後、ロサンゼルス・ドジャースを経て、シカゴ・カブスへ移籍。カブス時代にはトミー・ジョン手術からの完全復活を果たし、2020年には日本人初となる最多勝のタイトルを獲得した。そして2020年オフ、トレードによってサンディエゴ・パードレスへと電撃移籍。新天地でも即座にエースとしての地位を確立し、チームをプレーオフ常連へと押し上げた。各チームで主軸を担い続けてきたこの移籍の軌跡こそが、彼がメジャー全体からリスペクトされる理由だ。