リンデロンVg軟膏は顔に塗っても大丈夫?副作用の危険と正しい使用期間

リンデロンVg軟膏は顔に塗っても大丈夫?副作用の危険と正しい使用期間

リンデロンVg軟膏は顔に塗っても大丈夫?副作用の危険と正しい使用期間の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

医師から「顔の強いかぶれ」などの診断を受け、明確な指示のもとでリンデロンVG軟膏を使用する場合、遵守すべきルールが存在します。

顔面への塗布における使用期間の目安は原則3日〜5日、最長でも1週間以内です。1週間塗り続けても症状が好転しない、あるいは悪化傾向にある場合は、接触皮膚炎ではなく真菌(白癬菌など)やウイルス(ヘルペスなど)による感染症である可能性が高いため、直ちに塗布を中止して再受診しなければなりません。

塗布量の基準としては、皮膚科診療で標準化されている「FTU(フィンガートップユニット)」を用います。大人の人差し指の第一関節に乗る量(約0.5g)で、大人の手のひら2枚分の面積をカバーできます。顔全体ではなく患部のみに塗る場合は、ごく少量を指先に取り、「ゴシゴシとすり込まず、患部の上に優しく薄く置くようにのばす」のが正しい塗り方です。

また、乳幼児や小児の顔への使用には成人の何倍もの警戒が必要です。子供の皮膚は成人の約半分の厚さしかなく、バリア機能が未熟なため、体重あたりの薬剤吸収量が圧倒的に高くなります。小児科や皮膚科で子供の顔にStrongランクのリンデロンVGが処方されるケースは極めて限定的であり、通常はMediumやWeakのステロイド、あるいはプロトピック軟膏やコレクチム軟膏といった非ステロイド性抗炎症薬が選択されます。もし兄弟や大人の残薬を子供の顔に塗布したとすれば、深刻な副作用を招く恐れがあります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。