伊藤忠の年収は30代で2000万超?役職別給与と激務の真相に迫る

伊藤忠の年収は30代で2000万超?役職別給与と激務の真相に迫る

伊藤忠の年収は30代で2000万超?役職別給与と激務の真相に迫るとは一体何なのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

破格の報酬の一方で、世間から常に向けられるのが伊藤忠の激務に関する評判です。「寝る間を惜しんで働くのではないか」「商社特有の体育会的な飲み会で心身ともに削られるのではないか」という懸念は根強く存在します。

実態を調査すると、労働“時間”そのものに対するアプローチは、かつての深夜残業体質から劇的な変貌を遂げています。その象徴が2013年から導入されている「朝型勤務制度」です。20時以降の残業は原則禁止、22時以降は完全禁止とされ、代わりに早朝(5時〜8時)の勤務に対して深夜勤務と同等の割増手当や軽食が支給される仕組みが完全に定着しています。

しかし、「残業時間が減った=楽な職場」という図式は成り立ちません。短縮された勤務時間のなかで、従来と変わらぬ、あるいはそれ以上の営業ノルマとスピード感が求められます。「少数精鋭」を掲げる同社では、社員1人あたりが生み出す収益規模が極めて大きく、いわゆる「個の力」に対する要求水準は熾烈です。スマートかつ高密度なビジネス遂行が求められる精神的プレッシャーは非常に重く、ダラダラと長く会社に居座る激務ではなく、「密度の濃い脳の酷使」という意味での激務が現場のリアルといえます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。