フォワードヘリックスは物理的な刺激を受けやすいため、ケアを誤ると「肉芽(にくげ)形成」や「ピアスの排除」といったトラブルに見舞われます。2026年現在のアフターケアにおける大原則は「消毒液を使わず、泡洗浄と水流で清潔を保つこと」です。
市販の強い消毒液は、傷口を修復しようとする正常な細胞まで破壊し、治癒を大幅に遅らせます。正しいケア手順は以下の通りです。
入浴時に低刺激の洗顔料や石鹸をしっかり泡立て、ホールの前面と背面に泡を乗せて1〜2分置きます。その後、シャワーの微弱なぬるま湯で擦らずに泡を完全に洗い流し、水分を清潔なティッシュやドライヤーの冷風で完全に乾かします。ピアスを無理に前後に動かしたり回したりする必要はありません。
もしホールの縁に赤いぷくっとした肉芽が生じた場合は、ピアスにかかる物理的刺激(就寝時の下敷き、引っ掛け)が主な原因です。クエン酸を用いたケアや軟膏治療、またはシャフトの長さを適切なものへリサイズすることで沈静化を図ります。痛みが引かない場合や黄色い膿が止まらない場合は、放置せず速やかに皮膚科を受診してください。