東京・丸の内や大阪・堂島のビジネス街を歩くと、夏のワーキングスタイルが急速に多様化していることに気づく。オフィスカジュアルの浸透によりスニーカー通勤や素足風パンプスが受け入れられる職場が増えた一方、金融機関や法律事務所、接客業などでは、依然として肌を覆うレッグウェアが暗黙の前提となっているケースも少なくない。
「朝の満員電車に乗った瞬間、足元に熱がこもって憂鬱になる」「冷房が効きすぎたフロアでは脚が冷え切ってしまう」。働く女性たちから寄せられる声は切実だ。こうした声を受け止めた国内アパレル産業は、我慢を強いる従来のスタイルから脱却し、環境適応型の新世代アイテムを続々と市場へ送り出している。