見どころは、単なる犯人捜しのサスペンスにとどまらない。エピソード1の冒頭、店の奥にひっそりと佇む古い酒蔵の壁に刻まれた「謎の数字」。一見すると単なる仕込み樽の管理番号に見えるが、これが数十年前の未解決事件と奇妙に符合する。極上のミステリー映画を彷彿とさせる緻密な伏線が、物語のあちこちに散りばめられているのだ。
消えた店主が密かに保管していたヴィンテージ酒のボトル、地下貯蔵庫の床に残された不可解な傷跡。視聴者は回を追うごとに、日常の裏側に潜む恐ろしい真実に引きずり込まれていく。伏線回収の快感と、畳みかけるような衝撃の展開から目が離せない。