サンシャイン池崎の取り組みは、自身の愛猫を可愛がるだけに留まらない。保護団体から引き取った野良猫や人間への恐怖心が強い猫を一定期間預かり、人馴れさせて新しい里親へと繋ぐ預かりボランティアを長年続けている。2026年現在も、その姿勢は何一つぶれていない。
密着取材の裏側では、カメラが回っていない時間こそが勝負の連続だという。夜中もケージの陰で震える保護猫の息遣いに耳を澄ませ、床に直座りして何時間もじっと待つ。バラエティ番組のテンションとは対極にある静寂のなかで、一歩ずつ心の壁を崩していく地道な作業。譲渡が決まった夜、旅立つ猫を見送りながら一人静かに酒をあおる姿には、一人の活動家としての葛藤と歓喜が凝縮されている。