驚安の殿堂として知られるドン・キホーテですが、結論から言えばドライアイスそのものの単品小売り・販売を行っている店舗は原則として存在しません。生鮮食品を扱う「MEGAドン・キホーテ」を含め、レジやサービスカウンターで「ドライアイスを1kgだけ買いたい」と要望しても、商品としての販売対応は受けられないのが実情です。
一方で、買い物客向けのアフターサービスとして保冷設備は用意されています。アイスクリームや冷凍食品を購入した顧客に対しては、「保冷用クラッシュアイス(無料)」の専用製氷機が設置されている店舗が多く、購入レシートの提示や専用のビニール袋を使って持ち帰ることができます。また、一部の大型店舗ではアイス類を一定額以上購入した場合に限り、専用コインでドライアイス抽出機を1〜2回分利用できるサービスを設けているケースもありますが、これはあくまで「購入商品の持ち帰り用」に限定された仕組みです。
ドライアイスは常温で放置すると気化して目減りし続ける性質上、在庫管理や専用の超低温ストッカーの維持コスト、二酸化炭素中毒・凍傷といった安全管理のハードルが極めて高い商品です。そのため、ドンキのような総合ディスカウントストアであっても、不特定多数に向けた単品販売は見送られています。