フランス語シャンソン初心者が最も苦戦するのが、単語同士が繋がって音が変わる「リエゾン(連声)」と、独特の母音の響きです。ここをクリアするだけで、一気にプロっぽいこなれた歌声に仕上がります。
特に重要なのがサビ終わりの「Il y a tout ce que vous voulez(イリヤ・トゥ・スク・ヴ・ヴレ)」のパートです。「Il y a」はそのまま「イル・イ・ア」と読まず、「イリヤ」と1つの単語のように繋げて発声します。また、「Champs-Élysées」も「シャン」と「エリゼ」が合体して「シャンゼリゼ」と濁音化している点に注目してください。
さらに、フランス語の「R」の発音(sur, bonjour, parlerなど)は、英語の舌を巻くRとは異なり、喉の奥を軽く摩擦させる「ハ行」に近いニュアンスを含ませると、一気にシャンソン特有の艶やかな雰囲気が漂います。