『オレンジ』が世に出たのは、2000年8月30日のことです。当時、日本テレビ系ドラマ『フードファイト』の主題歌として社会現象を巻き起こしていた32枚目のシングル『らいおんハート』のカップリング曲として収録されました。表題曲が男性の揺るぎない決意と求婚を描いた「現在進行形の絶対的な愛」であったのに対し、カップリングの『オレンジ』は対照的に「終わってしまった愛への感謝」を描いた切ないバラードでした。
オリコン集計で約156万枚のミリオンセラーを記録した同シングルの大ヒットとともに、ラジオや口コミを通じて『オレンジ』の完成度の高さが急速に浸透していきました。シングルA面ではないにもかかわらず、音楽番組での披露やライブでの定番曲となり、2001年発売の裏ベストアルバム『pamS(ウラスマ)』にも堂々収録。さらに2016年のグループ活動終了時に行われたベストアルバム『SMAP 25 YEARS』のファン投票では、全400曲以上の候補の中から堂々の第2位(1位は『STAY』)に選出されるという異例の快挙を成し遂げています。