Q1:庭の木にみのむしを見つけました。オオミノガかチャミノガか見分ける方法はありますか?
A1:ミノの大きさと表面の小枝の付き方で識別できます。長さが4〜5cmほどあり、木の皮や枯れ葉を縦にきれいに並べて俵型に整えているのがオオミノガです。長さが2〜3cmと小ぶりで、小枝を斜めやランダムにトゲトゲしく貼り付けているのがチャミノガです。
Q2:みのむしは冬の間、中で何をしているのですか?
A2:秋の終わりにミノの先端を頑丈な糸で枝にしっかり固定した後は、ミノの内部で頭を上にして越冬に入ります。ミノの内側は幼虫が吐いた緻密なシルク層で覆われており、外気温が氷点下になっても冷気や風雨を遮断する高度な断熱構造になっています。春が近づくと頭を下向きに変えて蛹化の準備を始めます。
Q3:みのむしを自分で捕まえて飼育・観察することはできますか?
A3:春から秋の活動期であれば飼育可能です。プラケースに新鮮な広葉樹の葉(サクラやカキなど)を入れ、湿度を保ちながら観察します。紙片を貼らせる実験を行う場合は、ミノを縦にハサミで慎重に切り開いて幼虫を取り出し、細かく切った色紙と一緒にタッパー等に入れておくと、数時間〜1日程度で新しいミノを作り始めます。ただし、弱りやすいため取り扱いには細心の注意が必要です。