グラスノーのキャリアを語る上で避けて通れないのが、度重なる負傷離脱とそこからの復活劇です。過去にはトミー・ジョン手術(右肘側副靭帯再建術)や斜腹筋の損傷、右肘の炎症など、数々の離脱を経験してきました。
リハビリ期間について本人は現地メディアの取材で「マウンドから離れている時間は本当に長かった。しかし、自分の身体のバイオメカニクスを一から見つめ直し、今はかつてないほど力強さを感じている」と語っています。約100日以上に及ぶ長期離脱から復帰登板を果たしたブレーブス戦でも、復帰直後から球速98mph超を連発し、見事な制球力で試合を作りました。
かつてはフォーシーム主体の力押しスタイルでしたが、近年は打者の手元で鋭く曲がり落ちるナックルカーブと鋭角に変化する高速スライダーを効果的に配球。奪三振率の高さはそのままに、投球数を抑えて打たせて取るクレバーな投球術を身につけています。