ファンの間で最も注目されているのが、「嵐の活動再開はいつ実現するのか」という点です。大きな転機となったのは、2024年4月に発表された「株式会社嵐」の設立でした。相葉雅紀、松本潤、二宮和也、大野智、櫻井翔の5人が連名で発表したこの決断は、従来の芸能事務所とタレントの力関係を根本から覆す歴史的な一歩となりました。
芸能関係者の証言や業界動向を分析すると、この会社設立には二つの明確な狙いがありました。一つは、STARTO ENTERTAINMENTという新プラットフォームへの移行期において、「嵐」という巨大なIP(知的財産)とグループの主導権を自分たち自身の手で保持すること。もう一つは、芸能活動を休止しているリーダー・大野智の生活リズムや意志を最大限に尊重しながら、5人揃って動けるタイミングを自分たちのペースでコントロールできる仕組みを構築することでした。
デビュー25周年という記念すべき節目を経て、各メンバーのソロ活動はより多角化しています。二宮和也は個人事務所を立ち上げて独立、松本潤も個人としてのマネジメント体制を刷新するなど、個々の動きは一見バラバラに見えるかもしれません。しかし、相葉雅紀は一貫してSTARTO社との契約を継続しながら、株式会社嵐の重要メンバーとしてグループの結節点としての役割を担い続けています。
「いつでも戻ってこられる場所を整えておく」――特番のインタビューや折々の公式コメントで相葉が口にしてきた言葉には、嘘偽りがありません。関係者の取材によると、5人の定期的な連絡や会合は途切れることなく続いており、水面下ではコンサートの演出アイデアや楽曲リリースに関する協議が現実味を帯びて進められています。無謀な早期復帰を煽るのではなく、メンバー全員が心身ともに納得できる最良の瞬間を見極めているのが、現在の嵐を取り巻く真の景色です。