授業の現場では、Google for Educationなどのクラウドプラットフォームを活用した共同編集や意見共有が日常茶飯事となった。ドキュメントやスライドに自分の考えを素早くテキスト化して書き込めなければ、グループワークの議論にすら乗り遅れてしまう。
文部科学省も言語活動の充実を叫ぶが、思考をアウトプットするための「入力」という手段でつまずいていては本末転倒だ。あかねこローマ字スキルが果たす役割は、単なる暗記教材にとどまらない。国語科教育で育む論理的思考力と、デジタル端末上の表現力とを結びつける決定的な架け橋として機能している。