関ヶ原の戦い、そして大坂の陣で敵味方に分かれて死力を尽くした信之と幸村。かつて戦国の悲劇として語られた両者の系統は、長い歳月を経て現代において奇跡的な再会を果たしています。
現在、松代真田家(信之系)の当主と仙台真田家(幸村系)の末裔たちは、松代藩の記念行事や宮城県蔵王町・白石市、長野県上田市などで開催される歴史フォーラムを通じて、温かい親族・盟友としての交流を定期的に重ねています。かつて兄弟が領地と命を懸けて家名を残した執念が、数百年後の平和な日本で笑顔の交流として結実している光景は、まさに歴史ロマンの真骨頂です。