山本太郎の病状公表と議員辞職の真相|多発性骨髄腫の一歩手前とはの注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
多発性骨髄腫は、血液細胞の一つである「形質細胞」ががん化し、異常な抗体(Mタンパク)を過剰に産生する血液のがんです。日本国内では毎年約7,000人から8,000人が新たに診断されています。山本氏が置かれている「一歩手前」の状態と、発症後の病態の違いを整理したのが以下のデータです。
病態・ステージ分類詳細・医学的特徴主な症状とリスク標準的な対応・治療法前段階(MGUS / くすぶり型)
※山本氏が該当骨髄中の異常形質細胞が低比率。臓器障害(CRAB症状)を伴わない状態。自覚症状はほぼ皆無。放置すると年率約1〜10%で症候性に進行するリスク。厳重な定期経過観察、または高リスク群に対する早期の分子標的薬・抗体薬治療。症候性多発性骨髄腫
(確定診断期)骨髄内で異常形質細胞が増殖し、全身の骨や内臓に明らかな障害が生じる。高カルシウム血症、腎不全、重度の貧血、骨痛・病的骨折(CRAB症状)。プロテアソーム阻害薬、免疫調節薬、抗CD38抗体薬の併用療法、自家造血幹細胞移植。参考:過去の公表事例
(著名人・芸能人)昭和・平成・令和を通じ、複数の文化人やタレントが闘病を公表。激しい腰痛や背中の痛み、骨折を契機に発見されるケースが多数。新薬(二重特異性抗体やCAR-T細胞療法)の登場により生存期間・寛解率が大幅向上。
過去に多発性骨髄腫を公表した芸能人や有名人の例を見ると、写真家の浅井愼平氏やタレントの宮川花子氏、元プロ野球選手の佐野慈紀氏などがいらっしゃいます。以前は「不治の病」というイメージが強かった血液疾患ですが、近年は新規薬剤の開発が急速に進展し、発症前段階での適切なマネジメントによって進行を長期にわたり抑え込むことが可能になってきています。