厚生労働省が公表している「日本人の食事摂取基準」では、成人1日あたりの食塩相当量の目標値を男性7.5g未満、女性6.5g未満と定めています。また、一日の総摂取エネルギーに対する糖質の適切な割合も提示されています。
かんたん酢大さじ1杯(約15ml)に含まれる食塩相当量は約0.7g〜0.8g程度です。一見すると小さな数値に見えますが、1回の料理で大さじ3〜4杯を一度に使い、さらに他の醤油や味噌などの調味料と組み合わせた場合、あっという間に1食分の推奨食塩量に達してしまいます。
隠れた塩分や糖分の積み重ねは、腎臓への負担や血管の劣化を招く恐れがあります。公的機関が警告する過剰摂取のリスクは、清涼飲料水やスナック菓子だけでなく、日々の料理に使う「便利なお酢」にもあてはまる課題と言えます。