かつて美容皮膚科といえば、ほくろやシミを「いかに綺麗に消し去るか」が主な目的でした。しかし、現在のクリニックでは少し異なるカウンセリングが行われています。医師と相談しながら、顔のバランスを整えるために「どのほくろを残し、どれを治療するか」をデザインする時代が到来しているのです。
すべてを均一に消してしまうと、かえって不自然で人工的な印象を与えてしまうことがあります。そのため、個性を際立たせるための「戦略的残し」を提案するドクターも増えており、医療技術の進歩と美意識の変化がシンクロしている様子が伺えます。