そわそわした気持ちを抑えきれず、市販の検査薬を規定日より早く使う「フライング検査」を試みたくなる時期ですが、高温期7日目のフライング検査で陰性・陽性を判定することは極めて困難です。
妊娠検査薬は尿中のhCG濃度に反応します。着床が始まって初めて母体内にhCGが作られますが、高温期7日目の段階では尿中濃度が検出ライン(早期検査薬で25mIU/mL、一般検査薬で50mIU/mL)を大幅に下回る1〜5mIU/mL未満であることがほとんどです。たとえ受精卵が着床し始めていたとしても、検査薬には何も線が出ず「真っ白な陰性」と表示されてしまいます。
では、妊娠検査薬のフライングはいつから意味を持つのでしょうか。早期妊娠検査薬を使用する場合でも、受精卵がしっかりと根を張りhCGの分泌が急上昇する高温期10日目から12日目以降が、ごく薄い陽性反応を確認できる最短の目安です。確実な結果を得るためには、一般的な検査薬の規定通り「生理予定日の1週間後」まで待つことが、精神的なストレスを避ける上でも最善の選択です。