表皮剥離とは?原因・褥瘡との違いや最新の応急処置・予防法を解説

表皮剥離とは?原因・褥瘡との違いや最新の応急処置・予防法を解説

表皮剥離とは?原因・褥瘡との違いや最新の応急処置・予防法を解説の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

処置に用いる外用薬や被覆材は、創部の深さや浸出液の量に応じて適切に選択します。

皮弁を戻した後の保護には、剥がす際の痛みが少なく再剥離リスクが極めて低いシリコンゲル孔あき粘着シートやハイドロコロイド素材などの創傷被覆材(ドレッシング材)が第一選択となります。浸出液が多い場合は、適度な吸収力を持つフォーム材を組み合わせます。

被覆材が使えない部位や感染兆候がない軽度な剥離には、プロペト(白色ワセリン)などの油脂性軟膏を厚めに塗布し、非固着性ガーゼで覆う方法が有効です。これにより創部の乾燥を防ぎ、皮膚の再生を促します。

適切な湿潤療法が行われた場合、表皮剥離の一般的な治癒期間はおよそ1〜2週間程度です。ただし、重度の低栄養や糖尿病などの基礎疾患がある場合、あるいは初期対応で乾燥・再剥離を起こしてしまった場合は、上皮化までに3〜4週間以上を要することもあります。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。