潰した後の傷口には、ドラッグストアで購入できる市販薬や皮膚科の処方薬を正しく選んで使用する必要があります。
急性の強い炎症と二次感染を防ぐ選択肢として知られるのが「テラコートリル軟膏」です。ステロイド(ヒドロコルチゾン)と抗生物質(オキシテトラサイクリン)が配合されており、潰した直後の赤みや腫れを強力に鎮める効果があります。ただし、ステロイドを含むため長期連用は避け、赤みが強い初期の1〜2日間のみピンポイントで使用するのが鉄則です。
一方、家庭の常備薬として親しまれている「オロナインH軟膏」(有効成分:クロルヘキシジングルコン酸塩)は、軽度の殺菌消毒・化膿予防に適しています。すでに炎症が落ち着きつつある段階や、軽微な傷の保護には役立ちますが、激しい炎症を急激に抑える力は抗生剤軟膏ほど高くありません。
化膿がひどい場合やズキズキとした痛みを伴う場合は、自己判断を続けず、皮膚科で「ゲンタシン(ゲンタマイシン)」や「アクアチム」などの医療用抗生剤軟膏を処方してもらうのが確実です。