閉場後の旧場内市場跡地(約19ヘクタール)をめぐっては、東京都による事業者公募が行われ、2024年4月に三井不動産を代表とする企業連合(読売新聞グループ本社、トヨタ不動産、鹿島建設など)が事業予定者として選定されました。事業規模は総事業費約9000億円に上る超巨大プロジェクトです。
計画の中核を担うのは、約5万人を収容できる可変型の屋内マルチスタジアムです。プロ野球やサッカーなどの大規模スポーツイベントをはじめ、世界規格のコンサート、国際会議・展示会(MICE)に対応できる最新鋭の多目的拠点が計画されています。読売ジャイアンツの本拠地移転先候補としても国内外のメディアから高い注目を集めています。
さらに敷地内には、国際的なラグジュアリーホテル、ライフサイエンス関連の研究開発オフィス、水辺の賑わいを生み出す舟運ターミナル、さらには「空飛ぶクルマ(eVTOL)」の離着陸ポートまで整備される予定です。2025年から2026年にかけて本格的な基盤整備・着工が進み、2032年頃の第1期先行開業、2038年頃の全体完成を目指して街づくりが加速しています。
なお、現在この旧場内跡地は厳重な仮囲いで覆われており、一般の立ち入りや見学(一般開放)は行われていません。敷地外の勝鬨橋や周辺の高層ビル、波除神社側からその広大な工事敷地の一端を視認できる状況です。