ポールを「シングル(1本)」で使うか「ダブル(2本)」で使うかは、歩くルートの斜度や整備状況によって明確に分かれます。
結論から言えば、一般的な登山道やトレッキングでは「2本持ち(ダブル)」が基本かつ最も効果的です。左右対称のリズムで歩くことで骨盤の傾きを防ぎ、上半身の筋肉を均等に使って推進力を生み出せるためです。膝関節の負担軽減効果を最大限に享受したい場合も2本使用が前提となります。
一方、1本持ちが適しているのは、斜度が緩やかな低山ハイキングや、片手を常に鎖場・岩場・木の枝などを掴むために空けておきたいシチュエーションです。また、カメラを片手に持ちながら歩くネイチャーフォト派にもシングルスタイルが好まれます。まずは2本セットを購入し、ルートの難易度や標高差に応じて1本だけ携行する柔軟な運用が現実的です。